＜本校の使命＞
界立異界第七高等学校は、教育基本法（界暦312年法律第25号）の精神にのっとり、学校教育法（界暦312年法律第26号）に基づいて、深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的とする。
＜本校の教育方針＞
（１）人間形成
いかにすぐれた知識・技能があっても、人間性に欠けるところがあれば、これを正しく発揮することはできない。何にもまして人間形成は重要である。すぐれた人間としては、幅広い教養を基本として、自らを考え、自主的に決断する判断力、自ら工夫し新しい道を切り開いていく創造力、自ら良しとしたことをいかなる障害にも屈せずに行う実行力の三つの能力を備えなければならない。
本校は、これらの能力を養い発揮させることに努める。
（２）専門的な技術の修得
21世紀を迎えた現在、勇者と魔王を初めとする異界系職業の発展はめざましい。本校の学生は将来、異界から異界へと渡り、つねに最前線に立ちながらこの発展に対応し、さらにこの発展に寄与していかなければならない。
そのためには、戦闘能力を磨き魔物を倒すばかりでなく、これらの技術の基礎となる理論、原理を十分に理解しなければならない。
本校は、剣術、槍術、弓術、魔術、錬金術、神聖魔術、死霊魔術のそれぞれの戦闘技術について、最新の成果とその根本の原理を修得させるとともに、これらの境界領域にも自らすすんで活躍しうる戦士、魔術士の養成に努める。
（３）即戦力となるための学習
世界に貢献するためには、戦闘技術ばかりではなく、自分の立ち居地に見合った能力、振る舞いを身に付けなくてはならない。
本校は、魔王であれば帝王学や政治、勇者であれば異界でのアウトドア技術など、将来目指す職業にて即戦力となれるよう、それに見合った技術の修得をめざす。
以上のような使命と教育方針の基に、私たちは全教育課程において、各々の学習・教育目標を掲げています。
