”みやびな下町むこうじま”

作品のご紹介

墨田区向島及び東向島の観光ガイドの作成。キャッチコピーは「みやびな下町むこうじま」。墨田区観光産業課と墨田区観光組合、向島商店街連合会、東光鉄道株式会社(全て架空名称)の共同企画という設定です。特設Webサイト、ロゴ、ポスター、案内チラシ、スタンプラリーカード、案内マップ2種を作成しました。

講師からの一言

企画がしっかり練られていてとても面白い作品です。ロゴも実在するかのように良い出来です。使用写真も自身で撮影されてとのことでオリジナリティがあって好印象です。webサイトもシンプルで見やすい構成になっています。

卒業生からのコメント

Q 最初にどんなコンセプトを考えましたか?
向島地域は隣接する観光地浅草とは違う特色として、文豪の居住跡や料亭等があり、歴史と情緒ある土地柄をアピール。東向島地域は昭和レトロな下町商店街好きにアピールしたいと考えました。飲食店や商店の紹介、史跡や観光スポットの周知と案内。地域の活性化、飲食店収益向上及び転入世帯の増加をゴールとし、紙媒体の配布場所は対象店舗と東光鉄道路線駅のコンコースや改札口などを設定しました。
Q ポートフォリオを制作する際に参考にした作品やサイトなどはありますか?
Webサイト制作はレッスンサイトの「ガラス工房安芸」を参考にしました。ポスターは「静岡県袋井市 ふくろい夜宵プロジェクトポスター」を参考にしました。情報はすみだ区観光サイトなど他にもたくさんのサイトを参考にしました。チラシとスタンプラリーカードについては直接的に参考にした作品はありません。
Q 完成するまでの制作期間はどれくらいかかりましたか?
企画書作成を含めますと、20日間。
実質の制作期間は計17日間です。
制作時間は、Webが34時間、スタンプカードが約3時間、チラシが4時間、ポスターが約4.5時間。マップが9時間、ロゴが6時間で、計約60時間です。
Q 使用ソフトは何を使いましたか?
WebサイトはVisual Studio Code
ポスターとチラシ、スタンプラリーカードはIllustratorでレイアウト作成。
画像処理はPhotoshopを使用しています。
Q ポートフォリオのデザインはどんなものをイメージして制作しましたか?
観光地的なレジャー感覚のポップさよりも洗練された落ち着いたイメージを表現しました。和風のデザイン、配色もピンクと紫、オレンジ、ライトグリーンと柔らかい印象の色を使用しました。
Q 制作する上で、特に大変だった作業はありますか?
ロゴの作成は良いアイデアが浮かばず、何パターンも作成しました。ポスターのメイン写真は自ら撮影した写真を使用しました。良いアングルが見つからなかったり、ロケーション撮影は意外と大変でした。マップ作成も思った以上に時間がかかっています。途中2週間ほど、知人のバンド様から36ページ物の歌詞カードのデザイン作成で15時間ほどかかったので、スケジュール調整が少し大変でした。
Q 逆にスムーズに制作できた作業はありますか?
Webサイトは1から構築するのではなく、参考サイトをカスタマイズする形でしたので、機能を追加する時間もあり、余裕を持って制作出来ました。チラシ、スタンプラリーカードは企画書でデザイン案を作成したのとほぼ同じなので、スムーズに作成出来ました。
Q 作品の作り始めのイメージと完成品のイメージは変わりましたか?
当初のイメージとは変わらず仕上がったと思います。
Q 今後ポートフォリオを制作する受講者の方に対して、制作する際のアドバイスはありますか?
自分の場合は企画書をしっかり作り込んでいたので、制作時にはやることが決まっていてスムーズに作業進行出来ました。企画書の作成は時間が多少かかっても作り込むこと。スケジュール管理も決めた通りに行うのが良いと思います。自分の作品は素材をほぼ自分で撮影したものを使用したので、素材収集は苦労がありませんでした。やはり素材集めが一番時間がかかるので、ある程度事前に素材を用意しておくか、自ら撮影してみるのもおすすめです。また、参考にする作品も常日頃から探しておくと良いと思います。
Q ポートフォリオ制作を終えてみて、今どんな気持ちですか?
訓練校で学んだことの集大成として、やってみたい題材を完成させることが出来たので達成感があります。今回、Webサイトは参考サイトから制作しましたので、レイアウト崩れの苦労はなかったのですが、やはり1から構築することにも再度チャレンジしたいです。制作発表時に講師の方から非常に高評価をいただき、またスケジュール通りに進行出来て、思った通りのイメージに仕上がりましたので、強い自信に繋げることが出来ました。