あなたは何に困ってる?

虐待?いじめ?貧困?ヤングケアラー?薬物依存?
ひとつひとつ見ていきましょう。
親もしくは保護責任者から虐待を受けているあなたへ。
虐待をする人がたまに見せる優しさに惑わされないで。自分が悪い子だから仕方がないと自分をさばかないで。子どもにはちゃんと育つ権利があり、親にはしっかりと育てる義務があります。だから、育ててやっているも、誰のおかげで飯が食えてるもちがいます。
いじめの被害に遭っているあなたへ。
いじめられるほうにも原因があるは嘘です。いじめる方が全部悪い。でもいじめるほうの子も親から100%の愛情を受けて育った訳ではないケースが多いので、いじめを行う子の教育環境が良くないです。だから、いじめられるあなたは悪くないんだから正々堂々としていて良いし、怖ければ隠れていれば良い。言いなりになったり過度に反抗したりせず、あなた自身と家族とおうちを大切にしてください。

貧困に苦しむあなたへ。
貧困なのはあなたのご家族や社会の問題であり、まだ稼ぐことができない年齢のあなたが自分を責めたり、我慢をしたり、犯罪を犯したりしてはいけない。よく調べると補助金や補助制度などがあります。交換条件を出してこない本当の救いの手はどんどん利用してみてください。
ヤングケアラーとして家族の面倒をみることで自分人生を歩めていないあなたへ。
若いうちにしかできないこと、自分がやりたいことのための準備。年齢を重ねるとチャンスが減ってしまったり、普段の介護疲れで勉強ができなかったりするとあなたの人生があなたの人生でなくなります。各自治体でヤングケアラーに関する情報や支援があるので、なるべく早く役所や児童相談所に相談してください。
薬物依存に陥ってしまったあなたへ。
断薬や市販薬投与を自分で決めておこなわないで。ひどい状況ならまず精神科医に見てもらい、医師の指示を仰ぎましょう。そしてナルコティクスアノニマスを訪ねてみましょう。助かる確率がグンと上がります。
それ以外に生きづらさを抱えているあなたへ。
周りと自分の違い、パーソナルスペースへの不可侵、自分は変わることができるけど、人は変えられない。そんなことを頭の片隅において人付き合いや、家族との距離感をはかって生活してみてはいかがでしょうか?
あなたの置かれている普通の状況は、一般的に言うと決して普通じゃないかもしれません。だから、ひとりで抱え込まないでください。おかしいな、つらいなと感じたら公的機関やボランティア、NPOなどに相談してみてください。自分でなんとかしたいなら、自助グループで仲間を探してみてください。
加害者や犯罪者にならないですむならならない方がいい。だって本当のあなたは優しいんだから。罪を犯したならやり直せば良い。だってその時はそうするしかなかったのだから。
平凡に生きて、安全なところにいる人間にはわからないことがある。でも苦しんでいるあなたを救いたいと思う大人もどこかにいるから、きっと…。

どうして?関連性は?

原因ではなく関連性
生きづらさと環境との関連性でこじれてしまう
トラウマ【Trauma】
トラウマはショッキングな光景や言動を目にしたり、体験してしまうとそれに関係する他の事象でも心身とも反応してしまうというものです。子どもの頃に虐待を受けた人は大きな音や声に体がすくみ何もできなくなったりします。積極性がどんどん失われて、他人からやる気がないように見られてしまいます。また過去にトラウマがある人は、それに厳重なフタをして心の奥底にしまい込んで事実をなかったことにしている人までもいます。これらが対人関係に悪影響を及ぼしたり、燃え尽き症候群のように過剰に頑張り過ぎてしまうことと関連性があると言われています。精神医学的に原因だと言い切らないことになっているので、関連性という言い方をします。
アダルトチャイルド【AC】

アルコール依存症の親に育てられたり、機能不全家族の中で育った子どものことを指し、大人になれない子どもではありません。子どもなのに親の代わりをさせられたり、家庭の中だけの秘密があったりすることが多いようです。親を警察に引き取りにいく、家事全般が子どもの仕事、直接的な暴力、両親の激しすぎる喧嘩など安寧とは程遠い環境におかれたアダルトチャイルドは、世間一般の人とうまくやれなくて苦しんでいるでしょう。
恐怖症【Phobia】
父親や男兄弟に暴行を受けた女の子は男性恐怖症になったり、モラハラの親から否定的な言葉をかけられ続けた人は対人恐怖症になることがあるようです。自分が生まれ育った家は、絶対的な安全地帯でなければ生育に著しい悪影響を及ぼします。恐怖症やトラウマはなかなか克服することが難しく、生きづらさと関連性が高いとされています。
依存症【Addict】
割と深刻な症状が多く、なかでも薬物依存は心身とも多大なダメージを受けてしまいます。覚醒剤などの違法薬物だけでなくベンゾとかデパスとか処方薬でも薬物依存に陥る症例は多々あります。その後に双極性障害や統合失調症などの精神疾患にまた悩まされる日々が続いてしまいます。次にギャンブル依存ですが、お金がなくなったり、借金を返せなくなったり、家族への嘘がバレたりすることがきっかけとなり、闇バイトに手を染めて強盗や殺人をも犯す例もあります。仕事依存症は過度に仕事に打ち込んで、まわりも自分も見えなくなってしまいます。クリプトマニアは万引き依存症です。いずれの依存症も底つき、つまり最低最悪のところまで落ちていくようにブレーキがかけらないことが特徴といえます。つまり、自分自身を大切にできないということが関連性として挙げられています。
摂食障害【Eating-disorder】
過食嘔吐や拒食症など、食べるという行為を普通に行えなくなってしまいます。過度のストレスや、行き過ぎたダイエット、人から容姿をバカにされた経験が起因すると言われています。一見するとわからなくでも、手の指に吐きダコがあったり、胃酸で前歯が薄くなってしまったりと苦しんでいるは大勢いるようです。強迫観念に追い込まれやすい人はこの症状や依存症になりやすいようです。
自傷行為【Self-harm】
ボディピアスやタトゥーはファッションの場合もあり、これには含みませんが、リストカットや根性焼き、髪の毛をむしりとるなどが一般的です。親からもらった体だからこそ傷つけたいじゃない?血が出たり火傷ををおうとヒリヒリとした生きた実感が得られるんじゃない?若くして自傷行為を行う子はかなり追い詰められている状態と言えるでしょう。エスカレートしたり、長期的になると自死につながる確率が高くなるので対処療法ではなく、原因治療が望ましいです。

ニューロダイバーシティ【Neurodiversity】

神経多様性、脳の多様性

普通の子【Normal】⇒定型発達【Neurotypical】となり、発達障害も個性として尊重しようという風潮にある。ADHDや自閉スペクトラム症、学習障害は日本の学校教育や社会になじめないだけ。スティーブン・スピルバーグやイーロン・マスク、米津玄師なども発達障害で有名。視覚思考者(ビジュアルシンカー)はIKEA創業者を筆頭に数多くいる。
だからアナタが人と違っていても、他人に迎合することなく、アナタらしくありのままでいてほしい。
苦しいときは助けを求めればいい、悲しいときは泣けばいい、ふさぎこんだっていい。でもうれしいときには笑ってほしい!

経済産業省HP

 生きる力を養う18歳までOKの学童

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読んだり観たり

エーリッヒ・フロム著
世界的ベストセラーの改訳・新装版で、今の時代に合わせた日本語訳となって再販されて読みやすくなった。愛するということは技術であり、生まれた時から自然と身についている能力ではない。たくさん与える人が豊かで、ため込んで失うことを恐れている人が貧しい人である。つまり、愛されようと努力して徒労に終わるよりも、愛する技術を学んで身に着けたほうが人生がうまくいくという考え方がとても斬新で納得できる。

小池一夫著
縦書きだったり、横書きだったり、白抜き文字だったり、色がついていたり、黒い普通の文字だったりと、短く端的に述べられたことばが、いちいち胸に刺さる。「誰に嫌われようが自分の価値は何も変わらない」視点を他者に向けているから生きづらいという内容も、じじいの説教臭さがなくて、こんな大人が上司や先生だったら人生変わっていたかもしれない。そんな風に思わせてくれるような優しさのあふれる一冊。

草薙龍瞬著
僧侶である著者が、ブッダの教え、ブッダの行いをわかりやすく例に挙げながら現代の事例に置き換えて説明してくれる。怒ったり、嫌なことを言ってきたりする人に反応すれば、相手の熱量分が自分に帰ってきてしまうから、反応しないようにする練習をするにはどうしたらよいかが記されている。講演なども行っており、実際に説法を聞く機会もあるので、びたっとハマったら会って聞いてみるのも良いかもしれない。

加藤諦三著
ネイティブアメリカンの言葉の訳本でも有名な著者は、ライフワークとして人生相談のラジオ番組を続けている早稲田大学の名誉教授。ありのままの自分でいることの大切さを述べている。嘘や背伸び、我慢をしているとその対価をどこかで払っている状態で、必ずと言っていいほど綻びが出てしまう。ストレス耐性が低い人は抑圧された人生だった可能性が高く、それから開放されて新しい自分に目覚める習慣を手に入れよう。

白川美也子著
こころに蓋をしてずっと奥深くに隠していた気持ちを開くのはかなりの危険が伴う。トラウマケアは簡単にできるものではないのでしっかりとした手順を踏んで行ってほしいと述べている。専門家の立場から、赤ずきんちゃんを題材にしてわかりやすく順序立てて書かれている。感じ方や傷つき方はその人それぞれによって違うので、暴力やネグレクトだけがトラウマと深い関連性があるとは限らないから一読の価値あり。

斎藤学著
依存症やアダルトチルドレンについての専門家である著者が、母親の呪縛から逃れられず、とらわれ続けて自分の人生を生きていない人について書かかれた本。毒親、機能不全家族に育てられたこども、つまりアダルトチャイルドもまた同じことを繰り返して負の連鎖が生じてしまう。「良かれと思って」の教育虐待も母親が主導していることが多く、お母さん本人もまた苦しんでいるのだから周囲の理解と協力が必要。

ホアキン・フェニックス主演
アメコミ好きなら知らない人はいないであろうバットマン最大の敵『ジョーカー』。その誕生を紐解く映画であり、主人公アーサーの生い立ち、境遇などから最凶ヴィラン(悪役)として名を馳せるまでの軌跡が描かれている。幼いころに虐待を受けると脳が委縮してしまうこと、とても優しい人なのに世の中では認知されずに冷遇されしまうことなど、社会の闇が投影されいる。2024年10月には続編が日米で公開されることが発表された。

ブラッド・ピッド主演
日本ではあまりなじみのない自助グループが題材となっており、何が現実で何が妄想で、何が夢なのかわからなくなってしまう世界観が表現されている。言いっぱなし、聞きっぱなしが約束の自助グループでは人の話に口をはさんではいけないし、配慮をしつつ自分は何を話してもいいことになっている。薬物やアルコール依存による幻覚や幻聴、フラッシュバック、底つきなど、やはり健常者には理解しがたい内容となっている。

ブラムハウスの最新作
世界的に人気のホラーゲームが映画化された作品。80年代に子供たちが消えて居なくなった事件と、ぬいぐるみキャラクターが大人気だったピザ屋さんが舞台となる。廃墟となってしまったお店で起こる不思議な現象は、とても可愛いフレディたちの仕業なのか?そして彼らに連れていかれてしまうと…。裏のテーマとなっているであろう小児性愛や児童虐待のトラウマが気になる。自分の人生、そして今、を生きるにはどうしたらいいのかのヒントがラストに。2025年秋には続編の公開も予定されている。

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