”小山台小学校ベルマーク事業2025”
卒業生からのコメント
Q 最初にどんなコンセプトを考えましたか?
PTA活動への理解を深め、持続可能なボランティア運営を支援するというコンセプトを考えました。活動内容や年間状況を分かりやすく情報発信することで、保護者が参加しやすくなるような仕組み作りを目指し、将来はスマートフォンで管理できる運営を視野に入れました。
Q ポートフォリオを制作する際に参考にした作品やサイトなどはありますか?
「ベルマーク事業」については、ベルマーク教育助成財団が公式に提供しているウェブサイトを参考にしました。公式の素材を使用することで、活動の信頼性や統一感を出すことを意識しました。
Q 完成するまでの制作期間はどれくらいかかりましたか?
企画書の作成を開始した9月26日から、最終的な発表を行った10月14日まで、約3週間の期間がかかりました。この期間に、チラシやメールの文面作成、学校管理職の承認から配布配信 、ウェブサイトのデザインや実装までの一連の作業を行いました。
Q 使用ソフトは何を使いましたか?
バナー制作や紙媒体のデザイン案、ウェブサイトのワイヤーフレーム、デザインカンプの作成にはデザインソフトCanvaを、ウェブ(レスポンシブ)サイトを実装するためのコーディング作業にはWordpressテーマ2025をそれぞれ活用しました。
Q ポートフォリオのデザインはどんなものをイメージして制作しましたか?
保護者の方々に親しみを持ってもらえるよう、温かみのある分かりやすいデザインをイメージしました。また、PTAのプリンター事情を考慮し、チラシはインクを節約できる白黒印刷を前提としたデザインにしています。ウェブサイトでは、柔らかい色合いやイラストを用いて、気軽に参加できる雰囲気を心がけました。
Q 制作する上で、特に大変だった作業はありますか?
2つのイベントの制作物を同時進行で管理する点が大変でした。それぞれチラシ、メール、ウェブサイトという複数の媒体があり、内容を正確に伝えつつ、デザインの統一感を保つ必要がありました。また、学校管理職やPTA役員会の承認を得るためのスケジュール調整も慎重に行いました。
Q 逆にスムーズに制作できた作業はありますか?
プロジェクトシート(企画書)を詳細に作成してワイヤーフレーム作成やデザイン制作したことにより、その後の作業がスムーズに進みました。目的やターゲットが明確だったため、デザインの方向性に迷うことなく、一貫したコンセプトで制作を進めることができました。
Q 作品の作り始めのイメージと完成品のイメージは変わりましたか?
いいえ、ほとんど変わりませんでした。企画段階でワイヤーフレームやデザインの方向性を固めていたため、制作の途中で大きなイメージの変更はありませんでした。最初に立てた計画に沿って、一貫性を保ったまま最終的な完成形まで制作することができました。
Q 今後ポートフォリオを制作する受講者の方に対して、制作する際のアドバイスはありますか?
最初の段階で企画書やデザインカンプをどこまで詳細に作り込めるかが、制作の質と速度を左右する鍵だと感じました。また、今回は画像やテキストの一部にAI生成を活用したことで作業が大幅に効率化できました。新しい技術を試しながら、表現の幅を広げていくことをお勧めします。
Q ポートフォリオ制作を終えてみて、今どんな気持ちですか?
PTAの「持続可能なボランティア運営を目指す」という目的に対し、デザインを通じて貢献できたことに大きなやりがいを感じています。単に見た目を作るだけでなく、課題解決に繋がる制作ができたことは貴重な経験でした。この制作物が、今後のPTA活動の一助となれば嬉しいです。

