”Lantan Pudding”

作品のご紹介

架空の洋菓子店の、紙媒体とWEBサイトのビジュアル作りです。
コンセプトに沿いつつ、お店のイメージを忘れられないよう、綺麗にまとめられたサイトというよりも、アナログ感の残る方向性にしました。

講師からの一言

どことなくほっと一息つけるような感じがします。サイトも背景全面に木目を使っており、ログハウスで暖炉を眺めながらプリンを口にしている自分が想像できます。

卒業生からのコメント

Q 最初にどんなコンセプトを考えましたか?
お店のコンセプトを「おやつを食べる時間を、ほっとする時間に」と考えていたので、 ほっとするのイメージを「灯り」や「ランタン」にしました。 お店のロゴや、サイトのトップにも取り入れました。
Q ポートフォリオを制作する際に参考にした作品やサイトなどはありますか?
デザインの方では元々自分がデザインが気に入っていた、『コバトスペキュロス缶公式通販』、価格帯や商品の売り出し方は『モロゾフ株式会社』、素材に説得力を持たせるため、都内の畜産物業者についても調べました。
Q 完成するまでの制作期間はどれくらいかかりましたか?
全体で2週間弱、グラフィックは2~3日、WEBは10日前後かかりました。
Q 使用ソフトは何を使いましたか?
グラフィックはメインはillustrator、画像のトリミングなどでPhotoshopを、WEBはVisual Studio Codeのみを使用しました。
Q ポートフォリオのデザインはどんなものをイメージして制作しましたか?
デザインを考えるまでに、想定している規模の近い洋菓子屋さんから、別分野のスタイリッシュなサイトまで多めに見ました。シンプルで洗練されたきれいめなサイトはたくさんあったものの、結果として記憶に残ったのが、手書き感や、素朴感のあるサイトの方でした。お店の雰囲気が想像しやすいと考え、今回は小さな店舗のお店としたので、気取らない、レトロで、古いテーブルの木材のような素材を多々使用しました。
Q 制作する上で、特に大変だった作業はありますか?
WEBサイトを制作する上で、見やすさ・分かりやすさのために必要な要素は何か悩みました。自分が知っているコードもまだまだ少なく、世の中に使われている表現をもっと知る必要があると思っています。
Q 逆にスムーズに制作できた作業はありますか?
グラフィックの方は、企画から考えたものではなく、日常生活の中でこの配置はどうだろう、こんな素材を使ってみたい、と思い付いたものを起用したので、頭の中のイメージを具体化するのが早くできました。
Q 作品の作り始めのイメージと完成品のイメージは変わりましたか?
企画の段階で使用素材を選んでいたため、あまり変わりませんでした。むしろ、最初の段階では別案をもっと増やしても良かったのかと思います。
Q 今後ポートフォリオを制作する受講者の方に対して、制作する際のアドバイスはありますか?
自分は作りながら悩むことが多かったので、納得できないことな何か、具体化してみると、課題になります。また、制作途中で思ったようにいかなくても、どこまで軌道修正するか逆算して進めるように都度ターニングポイントを作るといいかなと思います。
Q ポートフォリオ制作を終えてみて、今どんな気持ちですか?
訓練を受け、取り組めば取り組むほど、知識不足を痛感しました。最終課題は今までの集大成と言われますが、自分にとっては至らぬところばかり浮彫りになったので、これで終わりではなく、一つの通過点として考えています。結果が楽しかったかどうかはあまり大事ではないと思います。自分が何ができて何ができないのか客観的に分析し、冷静に今後のことを考えていきたいです。