”映画|日陰のかくれんぼ”

作品のご紹介

架空の映画「日陰のかくれんぼ」のオフィシャルサイトです。 児童虐待をテーマにした作品で、普段は知ることのない事件の背景を当事者と周囲の人々のリアルな目線で描いた作品です。

講師からの一言

背景スクロールなど使うことで、今回の企画がとても上手に魅せられています。 限られた受講時間の中で、デザインもレスポンシブ対応も一生懸命頑張ってくれたのが印象的です。

卒業生からのコメント

Q 最初にどんなコンセプトを考えましたか?
映画が好きなので、映画のオフィシャルサイトを作ることはすぐに決めていました。映画の作品内容は写真を探すことから始め、良いと思ったモデルさんからインスピレーションを受けて作品のコンセプトを考えました。
Q ポートフォリオを制作する際に参考にした作品やサイトなどはありますか?
参考にした映画は、是枝裕和監督の「誰も知らない」、緒方貴臣監督の「子宮に沈める」の2作品です。
どちらも児童虐待を描いた作品で、とても辛い内容でありながら人物の心情や世界観を繊細に描いた素晴らしい作品です。
Q 完成するまでの制作期間はどれくらいかかりましたか?
企画、デザイン(ワイヤーフレーム):3日間 コーディング:7日間
ポスター:2日間
Q 使用ソフトは何を使いましたか?
ポスター制作、ワイヤーフレーム等:Illustrato、Photoshop
コーディング:HTML、CSS、JavaScript
Q ポートフォリオのデザインはどんなものをイメージして制作しましたか?
映画作品がとても暗い内容になっているので、その世界をイメージしやすいようにサイト自体も黒を基調とし暗くデザインしました。サイト内の背景画像になっている写真は登場人物の過ごす環境が伝わるようにリアルな街並み等をを入れました。どこにでもあるような街並みの写真を使用することで我々の身近なところにある問題というメッセージを込めています。
Q 制作する上で、特に大変だった作業はありますか?
サイトをシングルページで構成し全体的に非常にシンプルなデザインにしたので、バランス良く無駄がないよう見せるために細かい調整をすることが大変でした。
また、見ていて飽きないようにJavaScriptで動きを付けたので、各素材に対する動きのタイミング調整も何度もやり直しました。
Q 逆にスムーズに制作できた作業はありますか?
作品のコンセプトとワイヤーフレームの制作はスムーズに決まりました。作りたいモチーフとデザインにブレがなかったのでゴール地点が見えやすかったです。
Q 作品の作り始めのイメージと完成品のイメージは変わりましたか?
ほとんど変わらなったです。それが今回の良い点だと感じています。
Q 今後ポートフォリオを制作する受講者の方に対して、制作する際のアドバイスはありますか?
作りたい作品のイメージやデザイン案をしっかり固めてから制作し始めると良いと思います。また、今回の作品はイメージやデザイン案を決めることと、今の自分の力に合ったサイト制作をすることを意識していたのでとても作りやすかったです。全体を通して、実践の前準備がとても重要だと感じました。
Q ポートフォリオ制作を終えてみて、今どんな気持ちですか?
私が作りたいとイメージするウェブサイトを作れるようになるなんて考えもしませんでした。クリエイターズアカデミーには、半年でグラッフィクからウェブまで幅広い知識と実力を身に着けさせてもらえたことに感謝しています。グラフィック、web業界を目指すからには一生勉強だと思っているのでこれからも頑張っていきます。